ITmedia NEWS > 製品動向 >

「Microsoft Office 2008 for Mac」のSP1がリリース

» 2008年05月14日 08時53分 公開
[ITmedia]

 米MicrosoftのMacintosh Business Unit(Mac BU)は5月13日、Mac版Office「Microsoft Office 2008 for Mac」のService Pack 1(SP1)をリリースした。Microsoftのサイトから無料でダウンロードできるほか、今後自動アップデートでも配信する。またMac版Officeの次のバージョンでは、Visual Basic for Applications(VBA)のサポートを復活させることも明らかにした。

 同社によると、2008年1月の発売以来、Office 2008 for MacはOffice 2004発売当時の3倍の速さで売れているという。

 Office 2008 for Mac SP1は、全体的な安定性とセキュリティ、パフォーマンスの向上を実現しているという。各アプリケーションでも、Excel 2008ではWindows向けのExcel 2003とExcel 2007との互換性、Entourageではカレンダー機能の向上、Wordでは印刷機能や見出しオプションの改良、PowerPointではWindows Mobile携帯での閲覧が可能になるなど、複数の機能が改善されている。

 またMicrosoftは、Mac版Officeの次のバージョンでは、Visual Basic for Applications(VBA)言語のサポートを復活させることを明らかにした。同社はAutomatorやAppleScriptなど、ほかのスクリプトツールのサポートを強化しているが、マクロを各種プラットフォームで共有している一部の顧客から、VBAのサポート復活への要望があったためという。

関連キーワード

Office | Mac | Microsoft(マイクロソフト)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.