米Wikiaは6月3日、今年1月にα版を公開したオープンソースの検索プラットフォーム「Wikia Search」で、誰もが検索結果を編集できるようになったと発表した。1月以来、約2万人の登録ユーザーが約6万件の検索結果を編集、2万5000件の「mini article」(解説記事)を執筆したという。
通常の検索エンジンでは、検索結果ページに表示される情報はアルゴリズムによって選択されたもので、変更することはできない。しかしWikia Searchでは、検索結果のタイトルやサマリーの編集、検索クエリーへの検索結果の追加、検索結果の削除や非表示化、公開コメントの追加などが行える。また検索結果に注釈、画像、リンク、フォームを追加したり、Wikia Search内からGoogleやYahoo!などのほかの検索エンジンを試すこともできるようになった。
加えた変更はチェックされることなく、そのまま即座に公開されるという。
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