米Microsoftは6月10日(日本時間11日)、月例セキュリティ情報7件を公開する。内訳は「緊急」レベルが3件、「重要」が3件、「警告」が1件。5日に事前通知した。
緊急レベルの3件ではBluetooth、Internet Explorer(IE)、DirectXの脆弱性にそれぞれ対処する予定。いずれも悪用されるとリモートでコードを実行される恐れがある。IEの脆弱性はIE 7までのバージョンに存在し、Windows XP SP2/SP3やWindows Vista/SP1も影響を受ける。
重要レベルの3件は、WINS、Active Directory、PGMに関連したサービス妨害(DoS)や権限昇格の脆弱性に対処するもの。警告レベルの1件は、キルビットに関係したコード実行の脆弱性に対処する。
悪意のあるソフトウェアの削除ツールも併せて更新版を配布する予定になっている。
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