NTTアイティは、カメラで手のひらの位置を検出し、その上にキャラクターや文字などの映像を投影するシステム「tenoripop」(てのりぽっぷ)を6月10日に発売する。映像が映った手のひらを合わせると、別の映像に変わる機能も備えた。
天井に設置したカメラで肌色の部分を検出。身体との位置関係や大きさなどから手のひらを特定し、プロジェクターから映像を投影する。手のひらが移動すると、映像も追随する。
最大7人までの手のひらに映像を投影できる。手を合わせる動作を認識すると、新しい映像に切り替える機能も備えた。
システムは、制御用PC(Core2 Duo 2.66GHz、2Gバイトメモリ、Windows XP Professional)、液晶プロジェクター、IEEE 1394接続のカメラ、専用ソフトなどのセットで500万円から。3日間レンタルなら85万円から。年間100システムの販売を目標にしている。
NTTサイバーソリューション研究所の技術をベースに開発した。イベントや公共スペースでの映像演出や、博物館での体験展示などでの利用を想定している。
6月9日から開かれている「Interop Tokyo 2008」(千葉・幕張メッセ、13日まで)で展示している。
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