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家庭用ロボット市場拡大へ、ベンチャー4社が「連盟」

» 2008年06月19日 07時00分 公開
[ITmedia]
画像 連盟旗。「ばらばらに取り組んできた努力を1つに束ねるという趣旨を表現した」という

 ロボットベンチャーのテムザック(福岡県北九州市)、ビジネスデザイン研究所(名古屋市)、ゼットエムピー(東京都目黒区)、ヴィストン(大阪市)は6月18日、家庭用ロボット市場の拡大に向けて協力するための組織「次世代ロボット市場創造連盟」を設立した。

 各社でばらばらに取り組んできたロボットの事業化への活動を結集。商品開発や販売、マーケティング、広報、海外展開などで連携を図り、市場拡大につなげる狙いだ。

 設立趣意書では「次世代ロボットの原型が登場した1999〜2000年の第1ステージ、愛・地球博で実証実験がクライマックスに達した第2ステージを経て、来るべき2010年代の第3ステージでは、身近な生活の中にロボットが入り込んでくる」と展望。「技術のための技術開発から、顧客のための問題解決、新しい生活・文化の創造支援へと大きくかじを切る必要がある」としている。

 テムザックはレスキューロボ「T-53援竜」などを、ビジネスデザイン研究所はコミュニケーションロボ「ifbot」などを、ゼットエムピーは踊るロボ「nuvo」などを、ヴィストンは2足歩行ロボ「Robovieシリーズ」などを開発している。

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