角川書店、講談社、集英社、小学館は7月17日、電子コミック配信事業などを展開する新会社を設立したと発表した。第1弾として、任天堂「Wii」向けにネット配信を始める計画。
新会社は「リブリカ」。4社と、ソフトウェア受託開発のトーセが共同出資して4月に設立した。資本金は7000万円で、トーセが42.86%を出資した。
第1弾として始めるWii向け配信では、Wiiソフトのダウンロード販売サービス「Wiiウェア」を活用。Wiiから専用プレーヤーソフトを購入すれば、電子コミックなどのコンテンツを閲覧できるようにする。WiiからニンテンドーDSに持ち出す機能なども検討する。
新会社は、出資企業以外にも広く出版界などに配信事業への参加を呼びかけていく。
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