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SNS標的にしたマルウェア攻撃が相次ぐメッセージの不正リンクで感染

» 2008年08月08日 08時43分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のSophosは8月7日、米人気SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)のFacebookを狙ったマルウェアが新たに出現したと伝えた。

 今回の手口は、Facebookのユーザーへメッセージを送り、Googleのサイトでホスティングしているように見せかけた動画の閲覧を促す。リンク先のサイトでは、「動画を見るために必要だ」と称して実行可能なファイルをダウンロードさせようとする。

ユーザーを“挑発”しているかのような画像(Sophosから)

 このファイルを実行するとピエロのアニメーション画像が表示されるが、裏ではトロイの木馬がインストールされ、さらに別のマルウェアを呼び込む。

 SNSを狙った攻撃では、FacebookとMySpaceに感染するワームが先日報告されたばかり。企業はこうした危険が職場に入り込むのを防ぐため、従業員によるSNS利用についてポリシーを定める必要があるとSophosは指摘している。

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