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楽天中間、増収増益 「市場」取扱高24.5%増

» 2008年08月11日 07時00分 公開
[ITmedia]

 楽天が8月8日に発表した2008年6月中間期(1月1日〜6月30日)の連結決算は増収増益だった。

 フュージョン・コミュニケーションズが新たに連結に加わったことで売上高が伸長。楽天KCで利息返還関連費用や貸し倒れ関連費用が大幅に減った効果などで利益が伸びた。

 売上高が前年同期比23.1%増の1218億円、営業利益は35.7%増の182億円、経常利益は16.0%増の173億円、純利益は25.7%増の72億円。

 「楽天市場」の取扱高は前年同期比24.5%増、「楽天トラベル」は21.5%増と好調。EC事業の売上高は23.6%増の430億円に伸びたが、営業利益は「楽天市場台湾」など新規事業への投資が響き1.2%減の96億円だった。

 「Infoseek」や「みんなの就職活動日記」を含むポータル・メディア事業の売上高は11.8%増の43億円。営業損益は、開発関連費用増などで1億円の損失となった。

 「楽天トラベル」などのトラベル事業は増収増益。「楽天KC」などのクレジット・ペイメント事業は黒字転換した。証券事業は減収減益だった。

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