Operaブラウザの深刻な脆弱性に対処したアップデート版の「Opera 9.52」が8月20日、リリースされた。Windows、Mac、Linuxなどの各OSに対応している。
Windows版の変更履歴によると、Opera 9.52では7件のセキュリティ問題に対処した。このうち「極めて重大」とされる脆弱性では、Operaが特定プロトコルのハンドラとして登録されている場合、外部アプリケーションによって起動させられてクラッシュし、任意のコードが実行される恐れがある。
また、Webサイトでほかのサイトのフレームのアドレスを変更できてしまう脆弱性や、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性も修正された。XSSの脆弱性に関するアドバイザリーは、まだ公開していない。
セキュリティ以外にも、ユーザーインタフェースやメール、ニュース、チャット機能などに関して多数のバグ修正や機能強化を盛り込んでいる。
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