KDDI研究所は9月25日、携帯電話に搭載したカメラと連携し、携帯電話の動きをリアルタイムに認識するBREW拡張エンジン「直感コントローラ」を開発したと発表した。携帯を傾けて文字入力するといった操作が可能になる。
携帯カメラでとらえた映像を高速に分析することで、端末の傾きなどを高精度に認識するという。加速度センサーなど特別なハード不要で端末の傾きをとらえることができ、傾きに応じて動くアプリを開発できる。
例えば、入力したい行のボタンを押しながら携帯を傾けることで、その行から1文字を選んで入力できる新しい文字入力システムや、携帯を傾けて3D映像をさまざまな向きから見る――といった操作を実現できるとしている。携帯をゆっくり振ると写真を1枚ずつスクロールし、早く振ると高速でスクロールするといった応用も考えられるという。
直感コントローラは、「CEATEC JAPAN 2008」(9月30日〜10月4日、幕張メッセ)で展示する。
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