仮想化ベンダーの米Parallelsは11月11日、Mac上でWindowsやLinuxなどのOSとMac OS Xとを並行して実行できる「Parallels Desktop for Mac」のバージョン4.0をリリースした。
新版は旧版と比べてOSの統合が改良され、処理速度も最高50%向上、セキュリティ機能も強化したという。
Parallels Desktop 4.0 for Macは、新たにDirectX 9、DirectX Pixel Shader 2.0、OpenGL 2.0をサポートし、ビデオ性能が向上している。またAdaptive Hypervisorによりリソース割り当ての柔軟性がアップ。仮想化エンジンの最適化機能が向上し、旧版と比べリソース消費量が15%から30%減少しているという。
また175ドルで、アンチウイルス、ファイアウォール、スキャン、リカバリ、フィルタ、ID保護を含むKasperskyの「Parallels Internet Security」や、バックアップと修復機能を提供する「Acronis True Image Home」「Acronis Disk Director Suite」を追加可能。
現時点では英語版のみだが、日本語を含むローカライズ版が近く発売される予定。価格は79.99ドル。アップグレード版は49.99ドル。11月30日までのキャンペーン期間中は、アップグレード版が39.99ドルでダウンロードできる。
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