ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfKジャパン)によると、家電量販店でのデジタルフォトフレーム販売が拡大し、今年は予想販売数は約23万台と、昨年の8倍に増加する見込みだ。
今年1月と比べると、10月の販売数は約13.4倍に、メーカー数は17社増えて25社に、モデル数は45種類増えて60種類となった。シェアトップは、4月にデジタルフォトフレーム市場に再参入したソニー。2位は今年新規参入したテクタイトで、6月から販売実績を伸ばした。
クリスマス商戦や年末商戦で更なる販売増が見込まれており、Gfkジャパンは今年の予想販売数を9.5万台から23万台へと大幅に上方修正した。
画面サイズ別では主流の7型が27モデルと最も充実しており、10月は同サイズモデルが67%を占めた。7月に小型の製品が発売されてからは、4型未満の割合も増えており、10月は17%を占めた。
平均価格は5月から下落基調にある。ソニーとテクタイトの好調に押されて既存モデルが値下がりしたことと、低価格な小型製品が発売されたことなどが理由。GfKジャパンは「数千円で購入できる小型製品が新たな需要を生み出していると思われ、市場の拡大を後押ししている」と見ている。
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