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「貧乏ゆすり」は「クリエイティブビート」だ 集中力高める「YUREX」来春発売ねとらぼ

» 2008年11月26日 16時31分 公開
[ITmedia]
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 悪い癖とみなされがちな貧乏ゆすりの“ビート”を記録して解析し、集中力を高めるのに役立てられるという製品「YUREX」が来春、発売される。開発を進めているのは面白法人カヤックと、アートユニット「明和電機」だ。

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 YUREXは、黒いひし形の本体から左右にアームが伸び、そのアームの先に銀色のボールが付いている。太ももに装着し、貧乏ゆすりを始めると、ボールが上下・左右に揺れて振動をカウント。本体中央の液晶ディスプレイに振動数を表示する。

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 PCにUSBケーブルで接続すると専用アプリが起動し、貧乏ゆすりのデータを集めて解析。貧乏ゆすりの癖やリズムパターンを分析し、脳が集中状態のときの「クリエイティブビート」を記録しておける。

 アプリはこのクリエイティブビートを再現した音を再生する機能があり、仕事がはかどらない時などに聞くと集中力やモチベーションを高めるといった効果がある──という。

 「貧乏ゆすりを何かのパワーに変える装置を作れないか? そもそも貧乏ゆすりって何なのか? なんの意味があるのか」――こんな疑問と発想から製品開発を始めたという。貧乏ゆすりを脳の集中状態を示すバロメーターととらえ、リズムをコントロールすることで集中力を引き出す「世界初のクリエイティブサポート装置」としている。

 来春に3000個限定で発売する予定で、価格は1万円前後になるという。専用サイトで、来年1月から予約を受け付ける。YUREXの開発日誌や貧乏ゆすりの動画なども順次公開していく。現在は、Webページを揺らすことができるブログパーツを配信中だ。

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