エンターブレインによると、2008年の国内家庭用ゲーム市場規模(ハード・ソフト合計)は5826億1000万円で、前年より15.3%減少した。携帯型ゲームハードでは、ニンテンドーDS(DSi含む)の累計販売台数が2500万台を突破。「プレイステーション・ポータブル」(PSP)は同1100万台を突破した。
07年12月31日〜08年12月28日にかけて集計した。ソフト市場規模は前年より7.9%減の3321億2000万円、ハードは同23.5%減の2505億円。ハードが約2割落ち込んだのは、新型据え置きハードの普及が一段落したことが要因と同社はみている。
ニンテンドーDSの年間推定販売台数は402万9804台、国内累計販売台数は2513万5276台となった。08年11月に発売した「ニンテンドーDSi」が128万台を売り上げるなど好調だ。
PSPの年間推定販売台数は354万3171台(累計販売台数は1107万8484台)、「Wii」は290万8342台(同752万6821台)、「プレイステーション3」は99万1303台(同266万4366台)、「Xbox 360」は31万7859台(同86万6167台)。
ゲームソフトの年間推定販売数ランキング首位は、PSP向け「モンスターハンターポータブル 2nd G」で245万2111本。2位はDS向け「ポケットモンスター プラチナ」(年間推定販売数は218万7337本)。3位〜5位には「Wii Fit」(同214万9131本)、「マリオカート Wii」(同200万3315本)、「大乱闘スマッシュブラザーズ X」(同174万7113本)と、Wii向けが3本ランクインした。
09年は「ニンテンドーDSiや、3月に発売予定の『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』の動向が注目される」としている。
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