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Microsoft、MacとPCの互換性向上ツールを発表

» 2009年01月08日 09時17分 公開
[ITmedia]

 米MicrosoftのMac専門チームMacBUは1月6日、Microsoft OfficeのMac版とWindows版の互換性を高める「Microsoft Document Collaboration Companion for Mac」と、EntourageメールクライアントとExchangeサーバの接続性を向上させる「Entourage for Exchange Web Services(Entourage EWS)」を発表した。

 Document Collaboration Companionは、Mac版Officeユーザーが、Cocoaベースのアプリケーションを通じてより簡単にWindows版ユーザーと文書共有やコラボレーションが行えるようにする。文書のダウンロードとアップロードの簡易化、オフラインでの文書のキャッシングに加え、SharePoint Workspace、Document Library、Office Live Workspaceへのアクセスが簡単になったという。プライベートβ版は2月中に、正式版は今年後半にリリースされる予定。

 Entourage EWSでは、EntourageとExchangeの接続性と、EntourageとOutlookの互換性が向上。Exchange Server 2007 Service Pack 1以降のバージョンを使用しているユーザーは、Task、Note、Categoryの同期が可能になった。パブリックβ版は1月中にリリースされ、正式版は今年後半、Office 2008ユーザー向けに無料アップデートとして提供の予定。

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