開発途上国の子供向けの安価なノートPCの提供を目指す非営利団体One Laptop Per Child(OLPC)は1月7日、大幅な人員削減を発表した。
同団体は、この不況下において、資金の減少に合わせてコストを削減するためとの理由で、人員の50%を削減。残った32人についても給与を減らすとしている。またラテンアメリカ部門をサポート部門としてスピンオフし、アフリカのサハラ以南地域を主要な学習拠点にして、中東、アフガニスタン、パキスタン北西部にフォーカスするという。
同団体は今後力を入れる課題として、第2世代マシンの開発、無料接続プログラム、100万冊の電子書籍、コミュニティーへのSugar OS開発の移行を挙げている。後発開発途上国向けの無料ノートPCにも注力する。
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