米Google傘下のYouTubeは1月21日、コンテンツパートナー製品の購入リンク「click-to-buy」に関するアップデートを発表した。
click-to-buy機能は、ビデオに関連製品を販売するAmazonやiTunes Storeへのリンクを設置するというもので、これまで米国と英国でのみ機能していた。今回対応地域をドイツ、スペイン、オランダに拡大。YouTubeのコンテンツ識別・管理システムを利用している企業は、これらの地域でContent IDを使ってユーザーが投稿したビデオにショッピングサイトへのリンクを加えることができる。
また、これまで購入リンクはビデオの下に表示されていたが、ビデオの再生開始後に動画上の半透明オーバーレイでも表示されるようになった。
YouTubeは、購入リンクはパートナーの売り上げに着実に貢献しており、例えばモンティ・パイソンのYouTubeチャンネルが11月にスタートした後、Amazonの映画・テレビ番組ベストセラーリストで関連DVDが2位に急上昇し、売り上げが2万3000%増加したとしている。
現在購入リンクに対応している製品はDVDとゲームだけだが、今後対応製品の種類を拡大していくという。
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