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Intelのクレイグ・バレット会長、5月に退任

» 2009年01月24日 08時17分 公開
[ITmedia]
クレイグ・バレット氏

 米Intelは1月23日、クレイグ・バレット会長(69)が、会長および取締役職を5月に退くことを明らかにした。

 バレット氏は1974年にIntelに入社、1998年から2005年まではCEOも務めた。近年は、情報技術を新興国に導入することを目的とした同社の「World Ahead Program」を率い、また教育、医療、米国の競争力など、さまざまな活動に取り組んできた。現在は国連の世界情報通信技術開発同盟(U.N. GAID)の委員を務めている。

ジェーン・ショウ氏

 バレット氏は同社での35年間を振り返り、ボブ・ノイス氏、ゴードン・ムーア氏、アンディ・グローブ氏などと職場を共にできたことは幸運だったと述べ、「Intelはポール・オッテリーニ社長兼CEOの下、引き続き最も優秀な半導体企業であり続けると確信している」と言い添えた。

 なおバレット氏の後任としては、1993年から同社外部取締役のジェーン・ショウ氏(68)が非常勤会長を務めることが決定している。同氏はIntel取締役会の監査委員会の委員長を務めており、2005年まで医療機器メーカーの米AerogenのCEOだった。

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