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「感動した」 お笑いライブ会場と化したソフトバンク春モデル発表会

» 2009年01月29日 21時04分 公開
[ITmedia]
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 ソフトバンクモバイルが1月29日開いた春モデル発表会は、一般ユーザー約3000人を招いて行われた。新端末を紹介するのは世界のナベアツさんら吉本の人気芸人。「インターネットマシンで何を楽しむか」と話す孫正義社長は、賞金総額2億2000万円というお笑いバトル企画「S-1 BATTLE」を発表。これからは「インターネットマシン」化した携帯に載せるコンテンツで勝負する時代になると説明した。

 春モデルは、世界初というワンセグ2番組同時視聴が可能なAQUOSケータイ「932SH」や、ソフトバンクモバイル初となるEXILIMケータイ「930CA」など9機種。新サービスとして、「広辞苑」や「朝日・日刊スポーツ」、「駅探」など合計月額5000円相当の26有料コンテンツを月額315円で使い放題にする「コンテンツ得パック」を3月18日から提供するほか、3Dグラフィックスで本格的なゲームが楽しめる「リアル3Dゲーム」を順次リリースする。

 孫社長は「これまでは携帯電話の使い方やテクノロジー、料金プランなどを進化させる方向で進め、昨年は『インターネットマシン元年』だと言ってきた。今年は『インターネットマシンで何を楽しむか』、携帯がより楽しいという世界を作っていきたい。コンテンツの勝負に時代が変わってくる」と話す。

photophoto 発表会はロンドンブーツ1号2号の司会によるお笑いバラエティ番組のようなノリで進んだ。芸人に新端末を紹介してもらうことについて、「社内でも議論はあった」(孫社長)という

 その取り組みの1つが、「新しいエンターテインメント。テレビより面白いかもしれない」という新たなお笑いイベント「S-1」だ。ソフトバンクユーザー向けにお笑い動画を配信し、面白いと思ったものに投票。月間チャンピオンには賞金1000万円を、テレビ放送予定の年間チャンピオン決定戦の勝者には1億円を贈るという大型企画だ。

 発表会は東京・有楽町の東京国際フォーラムに一般ユーザー3000人を招待して開かれ、吉本興業の人気芸人が集結。コンテンツを楽しんでもらう同社の姿勢をアピールする格好になった。

photophotophoto キングコングは「930CA」、品川庄司は「930P」、ライセンスは「830N」をプレゼン

 芸人による新端末紹介では、キングコング梶原が「NON-STYLE大嫌いー」とM-1決勝戦の遺恨? を叫べば、シンプル端末「731SC」をプレゼンしたフットボールアワー岩尾は「社長のヘアスタイルもシンプルですね」と問題発言するなど、芸人の一言一言に会場が沸いていた。

photophotophoto エドはるみは「831P」、ロバートは「831SH」、フットボールアワーは「731SC」
photo 世界のナベアツは「932SH」

 孫社長は「端末の機能を覚えてプレゼンしてもらい、うれしい。こんなにドキドキする発表会で感動しました。最高にすばらしい。ドコモやauも新機種発表しているが、こんなに情熱をもって説明してもらったのはソフトバンク」と喜んでいた。

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