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Firefox 3.0.10がリリース、クラッシュ問題に対処深刻な脆弱性に起因

» 2009年04月28日 09時38分 公開
[ITmedia]

 Mozillaは4月27日付でWebブラウザ「Firefox 3」の更新版となるバージョン3.0.10をリリースし、深刻な脆弱性に対処した。

 Firefoxでは21日にバージョン3.0.9がリリースされたばかり。Mozillaのアドバイザリーによると、この更新によってリグレッションが生じ、一部のユーザーが頻繁なクラッシュに見舞われるようになった。特に「HTML Validator」のアドオンを使っている場合、影響が大きいという。

 この問題を分析している過程で、深刻なメモリ破壊の脆弱性が原因となっていることが分かり、この脆弱性の解決と安定性強化のため、バージョン3.0.10をリリースした。

 Firefox 3.0.10はWindows、Mac、Linux版が用意され、ユーザーには自動更新が通知される。「ヘルプ」メニューの「ソフトウェアの更新を確認」を選んで手動でアップデートを入手することも可能。なお、Firefox 2はサポートが終了しており更新版はリリースされないため、もしまだ使っている場合はFirefox 3.0.10にアップグレードして欲しいと呼び掛けている。

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