米Googleは5月14日、同社ユーザーの14%に影響したサービス障害について、ルーティングのエラーが原因だったと説明した。
システムのエラーが原因で一部のトラフィックがアジアに転送され、輻輳が起きたことが原因という。これによりGoogle検索、Gmail、YouTube、Google Analyticsなど複数のサービスで遅延や停止が起きた。
同社はこれを飛行機に例えて、このように説明している。「ニューヨークからサンフランシスコへ行くのに、飛行機がアジアの空港を経由したらどうなるか想像してほしい。しかも、ほかにもたくさんの飛行機がその経路を通ったために渋滞が起き、目的地に着くまで想定以上の時間がかかった。14日に当社の一部ユーザーに起きたことは、基本的にはそういうことだ」
「われわれはサービスを超高速かつ『常時接続』にするべく取り組んできた。このような問題が起きるのは恥ずかしい」とGoogleは述べ、謝罪するとともに再発防止に努めることを約束している。
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