任天堂が7月30日発表した2009年4〜6月期の連結決算は、売上高が40.1%減の2534億円にとどまるなど、4〜6月期としては4年ぶりの減収減益になった。ヒットタイトルの不在でWii販売台数が大きく落ち込んだほか、円高傾向も響いた。
営業利益は66.1%減の404億円、経常利益は63.4%減の648億円、純利益は60.6%減の423億円と大幅な減益。前年同期に海外で「マリオカートWii」「Wii Fit」を発売した反動もあり、ハード販売をけん引するヒットタイトルの不在が響いた。
Wii販売台数は223万台と、前年同期の517万台から半分以下に減った。国内分も21万台と、前年同期の53万台から大幅に減った。Wiiソフト販売も3107万本(前年同期は4041万本)にとどまった。ニンテンドーDSも597万台と、前年同期の694万台から減少。ただ国内では61万台となり、前年同期の58万台から増えた。
通期予想は据え置き、売上高は1兆8000億円(前期比2.1%減)、営業利益は4900億円(11.8%減)など。
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