携帯電話などに搭載される小型プロジェクターは、今後4年間で出荷台数が60倍に増加すると、調査会社iSuppliが予測している。
同社によると、このような小型プロジェクター(ピコプロジェクターと呼ばれる)の出荷台数は今年5万台弱の見込みだが、2013年には300万台を超える見通しという。
同社のアナリスト、サンジュ・カートリ氏は、携帯電話を主なコンピュータティングプラットフォームとして使おうとすると、画面の小ささが制約になると指摘する。しかし、内蔵のプロジェクターで画面を大きく映すことができれば、携帯電話は主要なプラットフォームとしてより有用になるとしている。
「ピコプロジェクターは初め、法人市場で受け入れられ、モバイルPCやスマートフォン、PDAから直接プレゼンテーションを行うのに使われるだろう。しかし、ビデオやWebサイト、アプリケーションを大きな画面で見られるため、消費者にとっても魅力がある」(同氏)
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