MozillaのFirefoxブラウザで新たに導入されたAdobe Flash Playerのバージョンチェック機能により、1週間で1000万人がFlashの更新版を入手するためのリンクをクリックする成果があったと、Mozillaがブログで明らかにした。
Flashのバージョンチェック機能は、9月9日にリリースされたFirefox最新バージョンの3.5.3と3.0.14で導入された。ユーザーが古いバージョンのFlashを使っている場合、Firefox更新版をインストールした後の告知ページに「すぐにFlash Playerを更新してください」という警告メッセージを表示し、Adobeのダウンロードページへと誘導する。
Mozillaによると、リリース後1週間の時点で米国英語版のFirefox 3.5.3を導入したユーザーがどの程度Flash更新ページへのリンクをクリックしているかを調べたところ、Flash更新ページへのリンクのクリックスルー率は30%にも上った。通常のFirefox更新告知ページのクリックスルー率が5%に満たないことを考えると、30%というのは驚異的な数字だとMozillaは解説している。
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