バンダイチャンネルは1月21日、CELLの演算能力とネットワークを活用したプレイステーション 3(PS3)向け映像配信&コミュニティーサービス「ガンダム・ビューカイブ」のクローズドβテストの参加者募集を始めた。
バンダイナムコグループのセリウスが開発したサービス。P2P技術を使った映像配信システム「WB-DRIVE」を採用。ユーザーのPS3同士をネットワークでつなぎ、互いにデータを送受信して高画質映像の配信を可能にした。24日まで募集し、28日にクローズドβをスタートする。4万人限定。
「機動戦士ガンダム」の810のシーンと300を超えるキーワードを図鑑のように見られる「GVウィング」を提供。宇宙空間をイメージしたインタフェースに、シーンやキーワードごとのアイコンを表示。選ぶと登場キャラクターなどキーワードの解説画面、映像再生画面を開く。それぞれの画面から、ほかのキーワードや映像など関連する情報に飛ぶことができる。それぞれのトピックに、ユーザーが短いコメントを付け、コミュニケーションできる。
最大250人が映像を同時に見られるシアター機能「シアターウィング」も備えた。FTTHなど高速回線を利用していればHD画質で試聴できる。映像画面の手前にユーザーアイコンを表示。コントローラーのボタンを使えば、映像を見ながらユーザーアイコンで喜怒哀楽を表現できる。テキストを入力・表示することも可能だ。
映像配信システム「WB-DRIVE」では、CELLプロセッサの演算能力を利用し、送受信の際に独自の暗号化も施す。「強力に保護された大容量コンテンツを、高速で低コストに配信することを目指す」という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR