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位置情報+写真+アバター foursquare的「はてなココ」

» 2010年04月12日 11時00分 公開
[岡田有花,ITmedia]
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 はてなは4月12日、今いる場所の位置情報を友人と共有できるモバイル端末向けサービス「はてなココ」を公開した。その場で撮った写真に自分のアバターを付けて公開したり、位置情報をTwitterやmixiに送信することも可能。

 GPS機能を搭載したNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDI(au)の携帯電話とiPhone、Android端末に対応。PCからも閲覧でき、FirefoxやChromeなどGPSに対応したブラウザなら位置登録も可能だ。利用にははてなIDが必要。

 マイページで「イマココ」ボタンを押すとGPSから位置情報を取得し、周辺の施設や店舗などスポットを表示。今いるスポットを選び、コメントや写真を付けて投稿すると、独自ポイント「コココイン」が稼げる。投稿した情報は、相互に承認した「フレンド」に伝わるほか、スポットごとのページで公開。フレンドの投稿にコメントを付けることも可能だ。

 スポット情報はすでに約1万件登録されているが、ユーザーが追加できる。スポットのレビューを書き込んだり、同じスポットで何度も位置登録して「常連」になる機能も。近くのスポット情報を検索し、レビューを確認して行き先を決めるといった使い方もできる。

画像 写真右下にハッピィを表示

 自分そっくりなアバター「ハッピィ」を作れる機能もあり、投稿した写真の右下に表示される。撮影時に同じ場所で位置登録していたフレンドがいた場合、フレンドのハッピィも写真に表示(最大5人まで)。飲み会で撮った料理の写真に、飲み会にいたメンバーのハッピィを表示する――といったことが可能だ。

 ハッピィ用の服やアクセサリーなどアイテムも提供。アイテムは「カラースター」と交換して手に入れる。カラースターは、はてなサービスを利用すればもらえるほか、有料で購入できる。

 mixi、Twitterと連携。位置情報送信時にチェックボックスで設定すれば、mixi、Twitterにも送信できる。

 位置情報を送信するとポイントを稼げ、スポットについての情報を共有できるTwitter連携サービスという点では、米国のベンチャー・foursquareのサービス「foursquare」に似ている。アバターを組み合わせ、携帯電話に対応することで、iPhoneなどでfoursquareを利用しているギーク層だけでなく、一般の女性や大学生などにも使ってほしい考えだ。

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