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Twitterのパブリックデータを米国会図書館が獲得

» 2010年04月15日 07時35分 公開
[ITmedia]

 米Twitterは4月14日(現地時間)、同社初の開発者向けカンファレンス「Chirp」において、Twitterのパブリックデータを米国会図書館に寄贈すると発表した。

 米国会図書館は1800年にワシントンD.C.に設立された国立の図書館で、世界最大規模の蔵書を有する。同図書館は、ツイートデータは歴史的に重要で保存するに値するとして、同社に寄贈を依頼したという。

 米国会図書館は、全公開ツイートを保存し、研究対象にする。ツイートが保存されるのは投稿されてから6カ月後で、内部および非営利目的での調査にのみ使われる。

 Twitterスタート以来のツイート数は数十億に上り、非公開設定のツイートはごくわずかという。現在、1日当たり5500万のツイートが投稿されており、この件数は急激に増えている。歴史的な事件や災害などの際、第一報がTwitterで発せられることが多くなってきている。

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