iPhone 4のアンテナ問題に絡み、Appleは他社スマートフォンでも持ち方によって電波強度が弱まることがある、という“検証結果”を自社サイトで公開した。
「スマートフォンのアンテナ性能」というページで、iPhone 4とiPhone 3GS、カナダResearch In Motion(RIM)の「BlackBerry Bold 9700」、台湾HTCの「Droid Eris」、韓国Samsung Electoronicsの「Omnia II」を比較検証したという結果を掲載。各端末の内蔵アンテナの位置を示し、「電波を減衰させる方法で握った時」に各端末を握ると電波の強度を示すバーの表示が減った様子をそれぞれ動画で公開した。
同社は「ほとんどのスマートフォンで持ち方によっては電波の強度が弱まることがある」とした上で、「このことを検証するために、iPhone 4と他社のスマートフォンのテストを行った」という。
1億ドル以上かけて建設したというアンテナ設計・試験室の様子も同社サイトで公開している(「膨大な時間を費やし、iPhone 4をテストした」 Appleのアンテナ試験室、写真と動画で)。
iPhone 4のアンテナ問題で、Appleは購入者にBumperもしくは同等のケースを無償配布する対策を公表している(Apple、iPhone 4購入者にケースを無償配布 アンテナ問題解消のため)。
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