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武富士ダンサーズCM手がけた広告代理店、破産へ

» 2010年10月01日 07時00分 公開
[ITmedia]

 帝国データバンクによると、中規模広告代理店の中央宣興が9月30日付けで破産準備に入った。負債総額は約76億円。

 1953年創業。放送広告では「武富士ダンサーズ」など、会社更生法を申請した武富士のテレビCMなどを手がけていた。国内大手企業など300社のクライアントを抱え、92年2月期には372億円の売上高があった。

 だが最近は主力取引先からの受注が減り、代理店間の競争も激化。ネット広告へのシフトに伴う既存媒体向け広告費減少もあり、2010年2月期の売上高は約202億円にまで落ち込んでいた。

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