NTT東西地域会社は11月24日、IP電話加入者に覚えのない国際通話料金が請求されるケースが起きているとして、「ひかり電話」ユーザーに注意を呼びかけた。
ひかり電話ユーザーから申し出があり、調査したところ、顧客が利用しているIP-PBXソフトウェアなどに対し、不十分なセキュリティ対策を突いて第三者が不正アクセスし、内線端末になりすまして国際通話をしているケースが確認できたという。
こうした環境でひかり電話を利用している場合、IP-PBXを提供しているソフト会社などに相談し、必要なければインターネットからIP-PBXへのアクセスを拒否するよに設定したり、内線端末ようのID・パスワードは第三者が類推しにくいものを設定するなどの対策を行うよう呼びかけている。NTT東西に申し出ることでひかり電話から海外向け発信をしないよう設定することも可能だ。
NTTコミュニケーションズも、同社のIP電話サービス「OCNドットフォン」「OCNドットフォンオフィス」で推奨していないIP-PBXソフトを利用している場合、設定状況によって不正な国際通話に使われる可能性があるとして注意を呼びかけている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR