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「慈善団体に寄付した人に、iPad 2差し上げます」ねとらぼ

» 2011年01月18日 13時11分 公開
[ITmedia]

 「3000円以上どっかの慈善団体に寄付した人から、抽選で1名に、新型iPadプレゼントしようと思います」――iPhoneアプリなどの開発を手がける深津貴之さん(@fladdict)の粋な提案が注目を浴びている。

 2月15日までに3000円以上の寄付を慈善団体に行い、連絡先を深津さんのブログのコメント欄に書いた人が対象。抽選で1人に、2月の発表がうわさされている新型iPad(iPad 2)を発売後に入手し、プレゼントするという。

 児童養護施設にランドセルなどを寄付する“タイガーマスク運動”に刺激を受け、ユビキタスエンターテインメント社長の清水亮さん(@shi3z)がブログで児童施設にコンピュータを寄付しようとIT企業の社長に呼びかけたことに対する「自分なりの解答」として発案した。

画像 清水亮さんのブログ:[寄付自慢選手権]IT企業の社長のみんな!児童施設にコンピュータを寄付しようぜ!

 深津さんはブログで、「iPad1台の金額以上の効用を作りつつ、税制上の問題をあざやかに抑え、プレゼント提供者と金銭を切り離し景品表示法・不正競争防止法・当せん金付証票法・賭博法を回避しつつ、寄付に興味の無い人の注目を喚起し、不適切ギリギリの手法で『寄付』そのものに対する議論を活性化させる。。。その上自分は厳密には1円も寄付していないという偽悪趣味(iPad分は出費するけど)、みんなは『寄付とか興味ないけど、iPadが欲しいから仕方なくやった。後悔はしていない』とかいいはれます」としている。

 企画への異論、反論は「大歓迎」だが、「できればiPad1台分以上の寄付をしてから反論してくれると、みんながハッピーになると思います」。

 企画は1月15日にスタート。18日までに報告された募金額は40万円を超えている。

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