コナミは1月20日、子会社のハドソンを株式交換で完全子会社化すると発表した。コナミはソーシャルアプリやスマートフォン向けゲームへの注力を検討しており、携帯電話向けサイトで実績のあるハドソンを完全子会社化し、機動性を高める。
簡易株式交換方式で4月1日付けで実施。ハドソン株1株に対しコナミ株0.188株を割り当てる。ハドソンは3月29日付けでJASDAQ上場を廃止する。ハドソンの石塚通弘社長は退任し、コナミデジタルエンタテインメントの上原和彦執行役員が社長に就任する。
コナミはソーシャルゲーム事業で成功の兆しが見えてきており、同分野への経営資源集中を検討。ハドソンは早期にネット上でのコンテンツ展開を進め、特に着メロ・着うたなど携帯電話向けの音楽系コンテンツで実績がある。完全子会社化で機動的な制作・運営体制の構築を図っていく。
コナミは2001年にハドソンに出資し、05年に連結子会社化していた。
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