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AppleがiTunesの更新版を公開、WebKitの脆弱性に対処

» 2011年04月19日 07時42分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Appleは4月18日、「iTunes」の更新版をWindows向けにリリースし、3月のハッキングコンペで発覚した深刻な脆弱性に対処した。

 同社のセキュリティ情報によると、「iTunes 10.2.2」ではオープンソースのブラウザレンダリングエンジン「WebKit」に存在する2件の脆弱性を解決した。悪用された場合、iTunes Storeを閲覧している間に中間者攻撃を仕掛けられ、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがあるという。

 脆弱性は2件とも、TippingPoint主催のハッキングコンテスト「Pwn2Own」でSafariやBlackBerryのハッキングに使われて発覚した。Appleは14日付でリリースしたiOSとSafariのアップデートでもこの脆弱性に対処している。

 iTunes 10.2.2はWindows 7/Vista/XP SP2以降に対応している。

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