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カプコン、ソーシャルゲームを第2の柱に 新ブランドで戦略子会社設立

» 2011年04月19日 16時52分 公開
[ITmedia]

 カプコンは4月19日、日本とアジアでスマートフォン向けソーシャルゲーム開発・配信を展開する戦略子会社を設立したと発表した。カプコンブランドと差別化したセカンドブランド「ビーライン」を立ち上げ、米欧日に開発拠点を置いてグローバル展開を図っていく。

 100%出資の新会社「ビーライン・インタラクティブ・ジャパン」を資本金3億円で設立した。これまで欧米でソーシャルゲームを展開してきた海外子会社も「ビーライン・インタラクティブ」に社名変更する。

 同社は2009年からスマートフォン向けコンテンツ開発に取り組み、欧米子会社がリリースしたソーシャルゲームは3タイトル合計で1500万件超のダウンロードがあったという。ソーシャルゲームはこれまでゲームに触れたことがない新規ユーザーを取り込んでおり、家庭用ゲームユーザーと異なる層の獲得に向けて新ブランドを立ち上げ、コンシューマーゲーム・オンラインゲーム事業に続く第2の柱に育てたい考えだ。

 カプコンブランドのモバイルゲームはカプコンの開発部門が開発していく。

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