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大企業からSOHOユーザーまで──日本ファインアート、多様な情報漏えい対策ニーズに応える6つのソリューションを発表

» 2011年05月12日 07時40分 公開
[本宮学,ITmedia]

 日本ファインアートは5月末より、情報漏えい対策ソリューション「トータルセキュリティフォート(TSF)」を新たに6つのパッケージで提供すると発表した。ソフトウェア制御などの基本的な情報漏えい防止機能を押さえた低価格のパッケージから、PC周辺機器やネットワーク環境などあらゆる所からの情報漏えいを防ぐ機能のほか、多様なオプション機能を標準として備えるオールインワンパッケージまで、企業の幅広いニーズに対応する構成だという。

 また、全てのパッケージにネットワークトラフィックの監視機能を含む広範なログ取得機能を持つ。情報漏えいを未然に防止するだけでなく、情報漏えいの予兆を早期に検知し、万が一の事故発生時にもリスクを低減できる。

 各パッケージの特徴は以下の通り。

「TSF・ログアセットパック」

 ソフトウェア制御による情報漏えい防止機能に加え、ハードウェア/ソフトウェアの使用状況を一覧表やグラフで集計・分析する、IT資産管理機能を備えるパッケージ。

「TSF・エントリーパック」

 情報漏えい防止機能を強化し、ソフトウェア制御だけでなく外部記憶デバイスの制御を可能にしたパッケージ。USBメモリやCD/DVDへの書き出しを制御することで、外部記憶デバイスを通じた情報漏えいを防ぐ。

「TSF・スタンダードパック」

 エントリーパックの機能に加え、PC環境の制御機能を備える標準パッケージ。Bluetooth接続デバイスやプリンタへの出力などの、PC周辺機器を通じた情報漏えいを防ぐ。

「TSF・フルコントロールパック」

 スタンダードパックの機能に加え、社内LANへのアクセスやインターネットによる不正行為を禁止する機能を備えたパッケージ。ネットワーク環境を通じた情報漏えいのリスクを抑制する。

「TSF・アドバンスドパック」

 フルコントロールパックの多様なセキュリティ対策やログアセットパックのIT資産管理機能に加え、遠隔操作による制御を可能にすることで管理者の負担を軽減したパッケージ。

「TSF・エンタープライズパック」

 シリーズ全ての機能に加え、暗号化された仮想ドライブ作成機能、ソフトウェアの実行について詳細に設定する機能などを備え、より使い勝手と堅牢性を高めたパッケージ。「セキュリティ対策には万全のフルパッケージ製品」だとしている。

photo 各パッケージの位置付け(イメージ図)

 エントリーパックの標準価格は1ライセンスにつき1万3600円で、年間サポート費用は2400円。

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