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Microsoft、Googleに続いて電力消費監視サービスを終了へ

» 2011年07月01日 11時24分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは6月30日(現地時間)、2009年9月に米国でβ公開した家庭用電力消費監視サービス「Hohm」の提供を2012年5月31日に終了すると発表した。これに先立つ24日、米Googleも同様のサービス「Google PowerMeter」の終了を発表している。

 HohmはWindows Azure上に構築されたスマートメーターサービスで、家庭で消費する電気・ガス・水道などの公共事業企業からのデータを分析し、PC上で省エネルギーに関するアドバイスを提示するというものだ。

 Microsoftは、Hohmはエネルギーの生産、供給、消費の方法を改善するために情報が果たす役割を社会に示す一助になったが、サービス拡大速度が鈍いため、同サービスを終了すると説明する。省エネルギー市場では今後、より可能性のある製品やサービスに取り組んでいくとしている。

 ユーザーは終了予定日までサービス利用を続けられるが、他のサービスへの移行やデータのダウンロードなどのサポートは行われない。

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