米Googleが、ソーシャルサービス「Google+」の一般公開に向けて、同社のブログサービス「Blogger」と写真共有サービス「Picasa」のブランドを変更する――。米ブログメディアのMashableが7月5日(現地時間)、スクープとして報じた。Googleはこの件に関するコメントを拒否した。
Mashableによると、GoogleはBloggerを「Google Blogs」に、Picasaを「Google Photos」に改称しようとしている。GoogleはBloggerを2003年に、Picasaを2004年に買収した。Googleは「Google」を冠していない他のブランドの改称も計画しているという。ただし、Mashableにこの件を伝えた情報筋によれば、「YouTube」はその計画に含まれない。
この情報筋は、ブランド変更は「1カ月〜1カ月半以内」に実施されるとしている。Mashableは、Google+が7月31日以降に一般公開されるとみており、ブランド変更はこのタイミングに合わせたものになると指摘する。
Google+には既に「Photos」という写真共有機能があり、Google+の設定時にPicasaのアルバムが取り込めるようになっている。Android版のGoogle+アプリでは、端末で撮影した写真を直接Google+にアップロードできる。Picasaで無料で保管できる写真データは1Gバイトまでだが、Google+ではほぼ無制限にアップロードできる。
Googleはこれまでにも、買収したサービスのブランド名を変更してきた。例えば2006年に買収した「Writely」は「Google Docs」に、2007年に買収した「GrandCentral」は「Google Voice」に改称している。
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