セブン&アイ・ホールティングスとNTT東日本は7月6日、店舗と通信サービスを組み合わせた協業を展開することで合意したと発表した。セブン-イレブン店舗を無線LANスポット化し、非常時には無料開放するなど店舗の「情報ステーション化」を進める。
セブン-イレブンを中心とした店舗にNTT東の「フレッツ光」を導入し、公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」のアクセスポイントとして提供する。オリジナルコンテンツやクーポンを提供する「7SPOT」も設ける。
震災などが発生した際はフレッツ・スポット契約者以外にも無料開放。また東京23区内のセブン-イレブン全店舗に非常用電話機を設置し、災害時に無料で利用できるようにする。
無線LANスポット化は、東京23区内のセブン-イレブン約1200店舗とイトーヨーカドー、西武・そごう、デニーズなど約100店舗で来年2月末までに完了する予定。2013年2月までには全国1万4000店舗に広げる計画だ。
東日本大震災被災地の仮設住宅向けに、Android端末「光iフレーム」とフレッツ光を活用した買い物支援サービスを提供していく。今月から宮城県山元町の仮設住宅をパイロットモデルとして実施する。
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