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Microsoft、開発者会議で「Windows 8」を発表BUILD

» 2011年09月14日 06時41分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは9月13日(現地時間)、カリフォルニア州アナハイムで開催の開発者会議「BUILD」において、次期OS「Windows 8(コードネーム)」を発表した。同OSの発売は2012年の見込み。

 Windows 8については2011年に入ってCESやMIXなどのデモで部分的に紹介されてきており、8月にスタートした開発者向けブログ「Building Windows 8」でも個々の機能が説明されているが、BUILDでは新機能および開発環境についてより詳しく、総合的に披露される予定だ。

 同社WindowsおよびWindows Live部門の社長、スティーブン・シノフスキー氏は基調講演で、「われわれはチップセットからユーザーインタフェースまで、Windowsを再考した。Windows 8では妥協のない新機能を提供する。革新的なWindows 8によって新しい可能性が広がる」と語った。

 steven Windows 8搭載PCでデモを行うスティーブン・シノフスキー氏

 基調講演では、Metroスタイルを採用した新しいスタートスクリーンやSkyDriveでのクラウド利用、新しいApp Storeや対応開発言語などについてのデモが行われた。

 windows 8 左から、ロックスクリーン、スタートスクリーン、タブレットで使いやすそうなサムキーボード

 BUILDに参加した開発者には、Windows 8のDeveloper Previewを搭載した韓国のSamsung製のプロトタイプPCが配布された。

 BUILDの詳細については、+D PC USERで現地からお届けしていく。

変更履歴:本文で「同OSの発売は2011年の見込み。」としていましたが、「2012年」の誤りです。お詫びして訂正いたします。[2011/09/14 10:30]

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