米Appleは10月12日、Webブラウザ「Safari」の更新版をMacとWindows向けに公開し、多数の深刻な脆弱性に対処した。
同社のセキュリティ情報によると、最新版となる「Safari 5.1.1」では、拡張処理やファイル処理の方法に起因する問題のほか、レンダリングエンジンのWebKitに存在する多数のメモリ破損問題やクロスオリジン問題を修正した。
これら脆弱性の多くは、不正なWebサイトをユーザーに閲覧させることによって悪用され、任意のコードを実行されたりクロスサイトスクリプティング攻撃を仕掛けられたりする恐れがある。
Safari 5.1.1はMac OS X v10.6.8およびOS X v10.7.2と、Windows 7/Vista/XP SP2以降に対応している。
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