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コンテンツ文化史学会大会「オタク・ファン・マニア」 「東方」のZUNさんもシンポジウムに

» 2011年11月18日 17時25分 公開
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 コンテンツ文化史学会(会長:吉田正高 東北芸術工科大学准教授)は、2011年大会「オタク・ファン・マニア」を12月3〜4日、東京大学工学部2号館92B教室(東京都文京区)で開く。

 大会は3回目。これまで創作者と創作の場についてをテーマにしてきたのに対し、今回は消費者・評価者の歴史と文化、ユーザーコミュニティーがコンテンツ文化・産業に果たしている役割などについて議論する。

 初日は「『東方Project』が可能にしたもの ―プラットフォームとしての<東方>」と題してシンポジウムを開き、上海アリス幻樂団のZUNさんや漫画家の有馬啓太郎さんらが参加。2次創作を許可することで、シューティングゲームにとどまらない一大ムーブメントになったに東方Projectについて検討する。

 2日目はオタクについてにテーマ発表やシンポジウムを開催。漫画評論家の伊藤剛さんや同人誌に詳しい三崎尚人さんらが参加する。

 会員は無料、非会員は1日1000円/両日2000円。申し込みはWebサイトから。

 初日のシンポジウムは事前参加者多数の場合、Ustreamによるライブ配信も検討する。

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