「感謝祭休暇で実家に帰ったら両親のPCのWebブラウザをアップデートしてあげよう」――米オピニオン誌「The Atlantic」のオンライン版が、感謝祭翌日の金曜日を「あなたの両親のブラウザをアップデートする日」にしようと提唱した。
米国では感謝祭(11月の第4木曜日)の週末には実家に帰って祝うことが多い。そうした機会に年老いた両親が使っているPCのWebブラウザをチェックし、Internet Explorer(IE) 6のようなサポートの終了したセキュアではないWebブラウザを使っているようであればアップデートしてあげようと、Atlanticのアレクシス・マドリガル氏が勧めている。
これを受けて米MicrosoftのIEチームも公式ブログで、両親のPCが「Windows XPならIE 8に、Windows VistaかWindows 7ならIE 9に」アップデートするよう勧めた。
IE 6は2001年にリリースされた。現行のWeb標準に対応しておらず、セキュリティ上の問題もあるため、Microsoftは同バージョン利用者に対し、アップグレードを強く勧めている。
アイルランドのアクセス解析サービス企業StatCounterによると、2011年10月の世界のWebブラウザ市場で、IE 6はまだ2.47%のシェアを持ち、バージョン別ランキングで5位だ。
変更履歴:本文で、「Windows XPならIE 7に、」としていましたが、正しくは「IE 8に」でした。お詫びして訂正いたします。[2011/11/25 15:10]
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