米Google傘下のYouTubeは12月1日(現地時間)、YouTubeのホームページ(ユーザーがログインすると最初に表示されるページ)を刷新したと発表した。ページの左側にチャンネルを管理する「登録リスト」が追加された。
これまでのおすすめ動画やスポットライト動画のサムネイルが並ぶフォーマットから、左に登録リスト、中央に登録したチャンネルからの新着動画一覧(ヘルプセンターによると「アップデートフィード」)、右に従来のおすすめ動画という3カラムフォーマットに変わった。全体の色調も、Googleが実施中のサービス全体のデザイン変更に沿って、グレーと黒が基調になっている。
リニューアル前に登録したチャンネルがあれば、登録リストに表示されている。登録リストのトップにある「チャンネルを追加」ボタンをクリックすると、YouTubeが推薦するチャンネル一覧ページに飛び、そこでチャンネルを追加できる。表示されるチャンネルは、ユーザーの利用履歴に基づいているようだ。
登録リスト上でチャンネルをクリックすると、アップデートフィードにそのチャンネルの新着動画が表示される。
登録リストには、Google+とFacebookのアイコンも並んでいる。これらをクリックすると、それぞれのソーシャルサービスで友達が共有している動画がアップデートフィードに表示される。Googleは11月に、Google+内でYouTubeの動画を検索・再生・共有できる「YouTube slider」を追加した。
登録リストの下の方には、「急上昇」「再生回数ランキング」など、これまでサムネイルで紹介されていたリストへのリンクもある。
YouTubeはまた、チャンネルオーナー向けに、目的別のテンプレート(「クリエイター」「ブログ」「ネットワーク」「すべて」の4種類)の提供を開始した。ヘルプセンターには「この新しいデザインでは、視聴者がコンテンツを見つけやすくなり、またチャンネルクリエイターが思いのままにコンテンツを配置し、表示できるようになっています」とある。
YouTubeは1日に、日本でも複数の映画会社によるコンテンツの有料配信を開始した。ユーザーがこうした企業のチャンネルを登録リストに追加することは、YouTubeとパートナー企業の収益につながる。
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