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Samsung、「GALAXY S」と初代「GALAXY Tab」をICS対応させない理由を説明

» 2011年12月24日 07時17分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 韓国のSamsung Electronicsは12月22日(現地時間)、米GoogleのAndroid搭載スマートフォン「GALAXY S」とタブレットの「GALAXY Tab」(7インチ)を最新OSの「Android 4.0(コードネーム:Ice Cream Sandwich)」に対応させないと発表した。

 s GALAXY S

 その主な理由として、使用可能なメモリ(RAM、ROM)容量の不足を挙げている。2010年3月発表のGALAXY Sと同年9月発表のGALAXY Tabは、RAMの容量がいずれも512Mバイトだ。

 2010年12月に発表されたSamsung製のGoogleブランド端末「Nexus S」もRAMは512Mバイトだが、こちらはAndroid 4.0に対応する。

 tab GALAXY Tab

 Nexus Sと異なり、これらのモデルにはGoogleのプラットフォームだけでなく、メーカー独自のスキンやガジェット、モバイルTVなど地域による追加機能、通信キャリアによる追加サービスなどが搭載されているため、アップデートすると利用できるメモリ容量が不足し、満足できる環境を提供できないと説明。Samsungは「最適な使用環境を提供するための不可避な選択」であることを理解してほしいとしている。

 これらのモデルは日本ではNTTドコモが販売した。

 Samsungは21日に、Android 4.0に対応するGALAXYシリーズのモデルについて発表している。

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