Twitterユーザーは、タイムライン上で読む価値のあるツイートは全体の3分の1程度だと思っている――。カーネギーメロン大学、マサチューセッツ工科大学、ジョージア工科大学の研究者らが2月1日(現地時間)、このような研究結果を発表した。
この研究論文の主執筆者であるカーネギーメロン大学の博士研究員、ポール・アンドレ氏は、「人々が何を、なぜ読む価値があると判断するかが分かれば、コンテンツをうまくフィルタリングするツールを構築することや、どのようなコンテンツが望ましいかを説明することができるだろう」と語った。
アンドレ氏らはこの研究のために、まずTwitterユーザーがツイートを評価するためのWebサイト「Who Gives a Tweet?」を開設。このサイトに登録した1443人のTwitterユーザー(訪問者)が、自分がフォローしている2万1014人から受け取った4万3738のツイートについて評価したデータを分析した。
その結果、訪問者はツイート全体の36%を気に入り、25%を嫌いだと評価した。
最も嫌われるツイートは、自分と関係のない会話の一部や、気分や行動を単純に報告するようなものだった。
好かれるツイートにはさまざまな理由があるが、フォロワーへの質問、情報共有、(ライターが自分の記事へのリンクを張るような)セルフプロモーションが好かれる傾向が強いという。
研究者らは、好かれるツイートのコツとして、次の9つのポイントを挙げた。
ただし、“社会的義務”として相手をフォローしているユーザーもおり、そうしたユーザーは人々や追っているテーマの動向を追うのが目的なので、一般に嫌われるツイートにも価値をみているという。
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