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小型iPadは7〜9月に製造開始、価格は249〜299ドル? 台湾紙が報道

» 2012年03月02日 12時03分 公開
[ITmedia]

 台湾DigiTimesはこのほど、米Appleが現行iPadより小型なタブレットを今年7〜9月期に量産する準備を進めていると報じた。また同サイトによると、3月7日に登場するとみられる“iPad 3”は、RetinaDisplayの供給の問題から、当面はあまり多くの生産が見込めない状況という。

 関係者の話として伝えた。小型iPadは、現行の9.7インチより小さな7.85インチのディスプレイを採用し、価格は249〜299ドルと安価で、米Amazon.comの「Kindle Fire」など安価なAndroidタブレットに対抗するとみられる。現行のiPad 2は発売当初、16Gバイトモデルが499ドルだった。

 また同紙によると、iPad 3は解像度が高いRetinaDisplay(2048×1536ピクセル、264ppi)を採用するが、パネルサプライヤーとして韓国LG Display、同Samsung Electoronicsにシャープを加えるものの、パネルの供給が十分ではなく、当面は生産を増やせない状況という。このためiPad 2が当分の間は主力製品のままだろうという。

 同紙は、iPad 3は16Gバイトと32Gバイトの2モデルあり、また349〜399ドルに価格を抑えたiPad 2の8Gバイトモデルをラインアップに加える、と報じている。

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