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Facebook、サードパーティーアプリでのタグ付けを可能に

» 2012年03月12日 17時13分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Facebookは3月7日(現地時間)、サードパーティー製アプリからの写真やリンクなどの投稿でも、Facebookでの投稿と同様に、友達と位置のタグを追加できるようにしたと発表した。この機能を実現するためのAPIとドキュメントが同日、開発者向けのOpen Graphのサイトで公開された。

 これにより、例えばユーザーがPathのようなサードパーティー製アプリからFacebookに写真やリンクを投稿した場合、(ユーザーが許可していれば)位置情報が自動的にタグ付けされるようになる。こうしてタグ付けされた位置情報は、タイムラインの地図に自動的に関連付けられるようになる。ユーザーは、アプリ側でこうしたタグ付けを許可するかどうかを設定できる。

 api 1

 さらに、ユーザーが許可すれば、サードパーティーアプリはユーザーが他のアプリでタグ付けした位置情報にもアクセスできるようになった。例えば旅行アプリは、ユーザーの友達が旅先で撮影した写真の位置情報などを参考にして旅行先を推奨するといったことが可能になる。

 また、アプリから投稿する写真をタイムラインに大きなサイズで表示する機能と、動画をタイムライン上で再生できるようにする機能も追加した。

 api 2

 3月9日付のFacebookノートでFacebookは、位置情報のAPIを公開したのは、タイムラインの地図をユーザーが自分の訪れた場所を表示するための一元的なツールにするための取り組みの一環だと説明している。

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