テレビCMではSiriは何でもできるように宣伝しているが、実際には使いものにならないではないか──と、ニューヨーク在住の男性がAppleを訴えたという。Wall Street Journalのブログが3月12日付けで伝えた。
男性は、Appleがうその広告を流しているとして訴えた。AppleのテレビCMは、Siriの能力についてミスリーディングな内容になっている、という。
男性側の主張によると、AppleのテレビCMでは、iPhone 4SのSiriを使ってアポを取ったり、レストランを見つけたり、ギターコードの学習に使ったり、ネクタイの結び方を探したり──と、さまざまなことが簡単に行えるようにアピールしている。
だが男性は実際にはCMとはほど遠い、と主張する。男性がどこかへ行く際に道のりを尋ねたり、店を探した際、Siriは男性の言うことを理解できなかったり、長時間考えた挙げ句に間違った答えをした、という。
WSJのブログは、訴訟について「Sirious」(シリアス)と伝えている。
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