米Appleは4月25日(現地時間)、世界開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC) 2012」を6月11日から6月15日にサンフランシスコのモスコーンセンターウェストで開催すると発表した。
1599ドルのチケットは、発表後の約2時間で完売した。WWDC 2011のチケットの完売には約10時間かかった。
Appleはカンファレンスでのすべてのセッションの動画を無料で配信する計画だ。
同社はこのイベントを昨年と同じ「iOSとOS Xの未来」の未来を学ぶ場だとしている。カンファレンスでは、Appleエンジニアによる100を超えるテクニカルセッションなどが行われる。
Appleはここ数年、WWDCで何かしら新しいハードウェアを発表してきた(2008年に「iPhone 3G」、2009年に「iPhone 3GS」、2010年に「iPhone 4」)。だが、故スティーブ・ジョブズ氏が登場した最後のWWDCとなった2011年に発表されたのは「OS X Lion」「iOS 5」「iCloud」だった(「iPhone 4S」の発表は10月)。
ティム・クックCEOは24日の業績発表で「この1年は、Appleにしか提供できないさまざまなイノベーションを披露する予定だ」と語っている。
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