米Appleは7月25日、「OS X Mountain Lion」(バージョン10.8)のリリースに合わせてWebブラウザの更新版となる「Safari 6」をOS X向けに公開し、多数の深刻な脆弱性を修正した。
Appleのセキュリティ情報によると、Safari 6では計17項目の脆弱性に対処した。中でもWebKitには相当数のメモリ破損問題が存在する。これら脆弱性を悪用された場合、細工を施したWebサイトを使ってクロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃を仕掛けられたり、任意のコードを実行されたりする恐れがあるなど、深刻な脆弱性が大部分を占める。
Safari 6はOS X Mountain Lionに同梱され、OS X Lion v10.7.4ではソフトウェアアップデートを通じて入手できる。米国時間7月25日の時点でWindows向けのSafari 6はリリースされていない。
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